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「ただいま」「おかえり」

Sekisui1

元旦の新聞に「積水ハウス」の広告が出ていました。気になるフレーズがありました。

「おかえりなさい その言葉はなぜか命令形で  帰ってくるひとを 優しく出迎える」

確かに「帰る、帰れ、帰ります、帰りなさい、お帰り」と「入る、入れ、入ります、入りなさい、お入り」と並べれば「おかえり」は「帰れ」と言う意味の命令形です。でも、「おかえり」は「Welcome back」だとgoogle 翻訳もわかっていました。広告の詩は

「ただいま その言葉は いまこのとき を 確かめる 帰ってくる その喜びを」

と続きます。「ただいま」は「ただいまお持ちします」と言うように「いまこのとき」という直ぐに処理するという副詞です。でも「ただいま」は「I'm back」だとgoogle翻訳もわかっていました。

Sekisui2 帰ってきた人に門前払いのように命令形の「おかえり」である訳がありません。「Welcome back」「よくご無事に、お帰りなさいました」の「おかえりなさい」なのです。それが一般的になってしまって丁寧な言い方が「お帰りなさいませ」いっぽうで更に省略されての「おかえり」も使われて「お帰り お帰りなさい お帰りなさいませ」で使われるようになったようです。

「ただいま」は「ただいま、戻りました」の「戻りました」が省略されての「ただいま」のようです。

「ただいま、戻りました」「よくご無事に、お帰りなさいました」が時を経て「ただいまぁ!」「お帰りぃ!」に言葉は変わって来ました。

いつでも行きたい時に、行きたい場所に行ける。そしてただいまと帰ってくれば、おかえり と迎えてくれる人がいる。それが「家」で、そんな「家」を積水ハウスはお届けしたいという広告だったのですが「お帰り」の由来を調べるきっかけになりました。

それにしても、何の目的はなくても、急ぎではなくても、マスクもせずに出かけたければ出かけて良い日々は、いつかやってくるのでしょうか。飛沫を気にせず「ただいまぁ!」で「お帰りぃ!」と迎え合う日々が早く来るよう、皆様ご自愛ください。 惑

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コメント

ただいま、おかえり
良いことばですよね。
鍵っ子だった私は「おかえり」と言ってもらえる子がたまらなくうらやましかったです。

ところで「おかえりさない」は命令形だったの?と思いました。

ネットで見たら
「おかえりなさい」の「~なさい」は「~する」の尊敬語、「~なさる」の命令形ともありました。
もう大昔に学んだ文法は忘れてしまったのですが、知らないことが未だにいっぱいです。

頭は老化の一途ですが、最近は孫から叱咤を受けることもありもう少し頑張らねばと思いました。(^^;

投稿: 陶片木 | 2021.06.06 09:34

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