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時計台の壁、白じゃない?

Sapporo_tokeidai
昨秋、足場が組まれて工事をしていたのは知っていましたが、その終了後の姿を先日、意識してみました。何か違和感を感じたのは壁の色でした。時計台と言えば赤い屋根に白い壁のイメージだったのに、淡いグリーンに変わっていました。
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上の写真の右側から撮影するとこういう形です。時間もあったのでたまには良いかと200円払ってとても久しぶりに中に入ってみました。
札幌時計台、正式名称は「旧札幌農学校演武場」今の北大の昔の剣道や柔道の稽古などを行っていた場所で明治11年(1878年)に北大の敷地内に建てられた建物です。明治39年に札幌市に買取されて今の場所に移転された建物です。図書館だったり、軍の施設だったりしながら、昭和43年(1968年)札幌市100年で歴史展示的な使われ方になり現在に至る。というのが主な歴史。重要文化財の指定も受けていて、その鐘の音は平成8年(1996)環境省が制定した「日本の音100選」にも選ばれています。平成21年には日本機械学会が制定している機械遺産にも選ばれています。
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中に入ると、時計台にまつわる展示がいろいろあり、その中に「時計台の塗装の変遷」というパネルもありました。創建時は灰色、その後黄土色の時期を経て、大正13年(1924)に薄緑色、昭和24年(1949)年に濃い緑色、昭和28年(1954)から屋根が赤、壁は白で続いてきたという事です。60年以上それで続いている訳で、一般のイメージが赤い屋根に白い壁というのもやっぱりと思います。ちなみに、今回の薄緑は色味は「白」「黒」「黄土」「紺」の4色を調合したもので最初に白一色で壁全体を塗りその上に調合した塗料を塗り重ねた。これが1953年の塗装と同じ塗装という事で、下地の白一色がかなり厚塗りで、その上の色は薄塗りではがれたという事らいいのですが、本当?と思う部分もありますが、1998年にも同じ塗装をして翌年には白くなったという手抜き工事だった?と思うような札幌市建築工事課のコメントが道新(2018・11・25)に載っていました。

2階にあがると初めてお会いするベンチに座ったクラーク博士がいました。
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2017年からいらっしゃるそうです。一緒に座って記念撮影している観光客がいました。「演武場」の額は最初に出来た当時、右大臣だった岩倉具視の直筆のレプリカです。

Sapporo_tokeidai04
二階には時計台に設置されているものと同じ米国ハワード社製の時計機械があります。明治14年(1881)に設置されて動き続けている塔時計として国内現存最古だそうです。
「へぇ、そうなんだ。」新しい事ならいざしらず、あの演武場の書が岩倉具視の書だとは知りませんでした。国が定めた日本の音100選があってそこに流氷の音も入っているとか、それこそ「ボーッと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんに怒られそうです。
色々調べてブログの記事をまとめるのも、はまると楽しい時間なんですけどね。

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