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NHK SONGS 宇多田ヒカル 2018.6.30

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私じゃない誰かとの関係しか想像できなくて。この瞬間の誰かでも、50年前の誰かでも、50年後の誰かでもいい。 その誰かに聴いてほしくて歌を作り唄う。と社会に対して何かを訴えたくて歌を作る事はない。そんな彼女の歌つくりの姿勢や、「りぼん」に漫画を投稿したこともある話なども出て、とても良い番組でした。

彼女の作品の歌詞に焦点をあてて、番組は進みました。

以下は twitter ほんのこ さんのTweetをコピペさせてもらっています。

宇多田ヒカル「本の世界で生きてた。子供の頃、外に自由がなくて、どうにもならん!みたいなことばかりで。でも本を読んでいれば、誰もがこういう気持ちを知ってるんだとわかることで、書いた人とつながる気がして。『ああなんだ、みんな同じじゃん』と思うことで救われる」
宇多田ヒカル「自分で振り返って思う幼少期の特徴は、何が起こるか全くわからない、ということ。いま世界がこうだって思っても、0.5秒後にそれが全部ひっくり返されるのが普通、という感覚」
宇多田ヒカル「こうだって思った方が、安心して何も考えずに生きていけるけど、安心したら裏切られるから、何も信じないようにしようと」
又吉直樹「でも、望んでしまう自分も完全には捨てきれない」
♪花束を君に
又吉直樹「知っている言葉なのに、あそこまで愛情をくっきりと浮かび上がらせることはなかなかできない」
宇多田ヒカル「ああいう歌詞はもう書けないと思う。喪失が大きければ大きいほど、作品が出やすくなるタイミングにはなりますよね」
♪道
小田和正「"it's a lonely road フッフッフッフッ"というところがあるんですが、"フッフッ”とか歌うとふつうは軽くなったりするんですが、心地よく引っ張られていく感覚があって、ぼくはとても好きです」

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♪真夏の通り雨
小田和正「見事に思いを重ねていって、最後にそのすべてを象徴するように、突然『止まない 真夏の通り雨』と歌う。そうか、通り雨なのに止まないのか。息を呑みました」
♪光
水野良樹「自分のことを歌っているんだろうけど、自分のことをすごい引いた目で見ているようで。共通して言えるのは、すごく孤独な感じがしますね。宇多田さんが感じている孤独っていうのは、ちゃんと誰かのためになってると僕は思います」

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宇多田ヒカル「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の『なにがしあわせかわからないです』が大好きで。今を今だけで評価できないっていう。すごく悲しそうな出来事があったとしても、その出来事のおかげで5年後10年度いまより幸せになっているかもしれない、そうじゃないかもしれない」

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宇多田ヒカル「私は恋愛においての初恋って経験がないんですよ。母親と父親が初恋の対象だと思っていて。恋っていうより愛ですね。理解しようとするのが、その後に続くほかの人達との関係だと思っていて。テーマはずっと変わってないんですよ」
宇多田ヒカル「時代の流れとか外の世界と遮断されて生きているわけではないですけど、音楽に全く関係してこないというか。そこに別に訴えたいものがないというか。私にとって、外の世界はコロコロ変わるもので、どこか一ヶ所に定住したこともなくて」
宇多田ヒカル「グループに属したことがなかったんですよ。属したいと思ったこともなくて。わたしと社会、大きなグループというのが想像できなくて。わたしと誰か、わたしじゃない誰かとの関係しか想像できなくて。この瞬間の誰かでも、50年前の誰かでも、50年後の誰かでもいい」
宇多田ヒカル「自分が必要として求めたものを、自分の中の世界だったら実現させるじゃない、っていうのがモノづくりの動機かもしれないですね」「常に正直であったか、ってことが大事で。ほんとにそう思ってるかなとか、それでいいの?って思ったら絶対そのままにしない」
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あの小田さんが「その素晴らしい感性はますます深くなっている」と褒め、いきものがかりの水野君(個人的にかなり御贔屓)が彼女の孤独感が彼女の魅力のベースになっていると指摘し、又吉さんが軽妙な会話で、宇多田さんの笑顔をも引き出していて、番組を通して宇多田ヒカルさんの持つ独特の感性と、それを100%自分が納得できるまでに昇華した作品の深さを知りました。今度は 7月16日 プロフェッショナルで特集されるようです。

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