« リアルタイムカメラ翻訳(by Google)は凄い | トップページ | 雪まつりとプロジェクションマッピング 2017 »

流氷が来ない、来ても少ない。すぐ離れる。

20170203
流氷初日というニュースが流れた2月3日の海氷図(気象学的には北極の氷もオホーツク海の氷も「海氷」という扱いになるようです。) 網走に生れ育った者としては近年の流氷は寂しい限りです。2月には見渡す限り真っ白、どこが海なのか陸地と海の区別がつかないくらいびっしり接岸していて、海の表面が見えるのは3月の半ば過ぎでした。その間に雪もふったりすると大雪原の様相を呈していました。温暖化という安易な原因ではないのかもしれませんが、確実に流氷の量が減っているように思われます。

19860215

30年前の海氷図。真っ赤になってがちっと分厚く接岸しているのがわかります。知床、北方領土の島々の隙間から根室、釧路へも流れ出ているのがわかります。
海氷図と言う見慣れない図表は気象庁のHPから探してきました。

出典は気象庁のHP 海氷域面積の長期変化傾向(オホーツク海) からです。海氷面積の経年変化のグラフがありました(下図)。30%くらいは減っているようです。


オホーツク海の最大海氷域面積備考は長期的に見ると減少しており、10年あたりオホーツク海の全面積の4.3%の海氷域が消失しています。

オホーツク海の海氷域面積の経年変化(1971~2016年) のグラフです。

Kaihyou_mennseki

HPには、流氷が接岸している期間の推移の情報もあり、昔は80~100日(1月~4月)だったのがここ10年くらいは40~80日に減っているようです。海が閉ざされると海水からの水蒸気や温かさがなくなり大陸並みの寒さが訪れていたものです。

厳しい寒さが緩むのは過ごしやすくなる話なのですが、そこで過ごした体験を持つ者としては、その変化に一抹の不安も感じる部分はあります。40年前、あなたが暮らしていたいた季節感は今もかわりませんか? 画像追加しました

20170210_2


|

« リアルタイムカメラ翻訳(by Google)は凄い | トップページ | 雪まつりとプロジェクションマッピング 2017 »

北海道」カテゴリの記事

コメント

明らかに温暖化ですよね。
赤い部分が4分の1くらいしかない。
南極でも氷が少なくなってる昨年の暮の
ニュースで言ってました。
元に戻すのはもう困難かも。
せめて現状維持で。

↓翻訳アプリ、とっさの時に役にたちそう。
きっとこれも年々進化していくはず。
便利になったものです。

投稿: ポッチ~ | 2017.02.08 19:34

>ポッチ~さん
青森だと「やませ」による農作物への被害なんていうのも近年は減っていたりするのでしょうか。流氷は豊富なプランクトンを供給してくれてもいたので、漁業的には少なったから海明けが早くなったと単純に喜べない状況もあるようです。

投稿: | 2017.02.12 16:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4833/64853707

この記事へのトラックバック一覧です: 流氷が来ない、来ても少ない。すぐ離れる。:

« リアルタイムカメラ翻訳(by Google)は凄い | トップページ | 雪まつりとプロジェクションマッピング 2017 »