「ポケモンGO」はスマホゲームのパラダイムシフトになると思う
参考:Niantic社独立のお知らせ (Niantic社のブログ)
PokemonnGo のHP(日本語はありません)で発見しました。
地図情報やポケストップの情報はNiantic社が位置情報を活用した陣取りゲームアプリ「イングレス(ingress)」の為に構築されたデータがベースになっているようです。(イングレス自体も、ポケモンGOの情報収集の目的もあるのか日本では再びブームになっているようです)
これまで消費者が日常的に使用していた商品やサービスを、あるとき一社の商品に、雪崩を打つように切り替える行為をパラダイムシフトといいます。携帯電話からアップルのアイフォーンへ切り替えなどは好例です。
「ポケモンGO」は、このパラダイムシフト現象が始まるように思います。これまでのスマホゲームと違い、VR(仮想現実感)を取り入れたゲーム。スマホを持った自分がどこにいるのかでゲームの展開が変わる。あちこち動き回らないとゲームが進まない。家に籠ってやるテレビゲームとは異なります。リアルな天気がゲームの進行に関係してくるような事もあるかもしれません。夜はモンスターは出てこないという事だって可能でしょう。現実世界と何の結びつきもないゲームとはゲームのジャンルが異なる扱いになっていくように思います。
今年の夏、昆虫採集の代わりにポケモンGOでモンスター採集を楽しむ小学生も少なくないのだと思います。小学生のスマホ普及率が高くなるような気がします。蝶々や蜻蛉を追いかけて夢中になるあまり転んでけがをして、赤チンキを塗られたのは昭和の子供たち。車も多い都会では転ぶだけでは済みません。気を付けて楽しく遊んでほしいものです。大人もその魅力は味わってほしいです。自分はやっとレベル12になりました。
パラダイムシフトを可能にするのは、高い技術力や供給能力を持つ企業です。そのため、スマホの出現により、それまで携帯電話向けサービスを担ってきた多くの中小企業が市場を失うことになりました。スマホゲーム向け市場でも、これまでアプリ開発を行ってきた企業の多くは、仮想現実的な技術や、地図情報の扱いなど一段高いレベルを要求されるゲームが主流になってく事によって、パラダイムシフトについていけず市場から退出させられることになる会社も出てくるかもしれません。少なくとも「ポケモンGO以降」というキーワードがこれから使われるようにはなると思います。
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