« 札幌市時計台に入ってみました。 | トップページ | 手作りピザ »

ふぐの白子@映画「おくりびと」

Fugusirako2_2
ふぐの白子(上の写真は販売もされている 有限会社 海峡新感鮮 さんからのコピーです。)これを山崎努さんと本木雅弘さんが美味しそうに食べる映画を見てきました。火鉢の上で網にのせて炭火焼。塩を振っただけでしたが たちの白子(過去記事)と同じ系統の美味しさで、値段どおりもっともっと美味しいとなれば、それは気になります。二人が演技を忘れて美味しく食べているように見えました(笑)

ポイントはそこ?とご覧になったかたに苦笑されそうなので本筋のレア情報をご紹介。
Oscar1
日本のマスコミでは放送されませんが、受賞後英語で出演者が挨拶してしています
アカデミー賞のHPから「thank you cam」というところの「Foreign Language Film」をクリックすると上の写真が動画で見ることができます。

第81回アカデミー賞外国映画賞外国映画賞受賞 証拠のHPロイター社の記事

この映画を作るきっかけになった本の作者、青木新門さんのHPにもこの映画のことが書かれています。この映画をもう少し深くみることができると思います。ぜひ訪問してみてください。

で、この映画を見に行って一番驚いたのは観客の年齢層の高さ。アカデミー賞の話題性もさることながら、みずからが喪主となって「おくりびと」になる日も遠くないという人が参考に見に来たような印象さえあるくらい。たぶん自分は平均かやや下という年齢層でした。

で、感想ですが・・。肩の凝らない日本の映画です。映画館じゃなくても家でDVDで見てもいい映画です。納棺師という仕事がどういうものなのかこの映画を見た外国の方が知っていて自分は日本人なのに知らないという状態は恥ずかしいかもしれません。機会をみつけて一度ごらんになってください。
話をふぐの白子にもどします。社長は自分がこの職業についた経緯を説明しながら「これだって遺体だ」といい、「生き物が生き物を食って生きている」、「申し訳ないけど美味い」といい食べます。
「人の死で飯を食ってるくせに」そう罵られるシーンがあります。骨付きフライドチキンをむしゃぶりつくシーンや、頭もついたつぶした鶏など人間は皆、他の生命を食べているじゃないかとその台詞に反発するようにこの映画では食べるシーンが出てきます。生きているからと川に戻した蛸が死んで川に浮かび流れていくシーンは、だから美味しく食べてあげれば良かったのにと食いしん坊は思ったのですが、もう少し深い意味で同じことを伝えたかったのではないでしょうか。

優しい映画です。優しいという漢字は人を憂うと書きます。人の悲しみをわかってあげられるのが優しさだとすれば、お葬式の前作業の映画なので登場する人々はみな悲しい人々です。それぞれの想いを受け流して冷静に処理しているようで、精一杯の優しさで対応していく主人公。そしてその周りにいる人々もまた哀しいひとで優しい人達という映画でした。 「いしぶみ」もちょっといい話でした。

公式HP「おくりびと」

この映画が作られるきっかっけになった本と、脚本家が書いた「いしぶみ」の絵本です・

|

« 札幌市時計台に入ってみました。 | トップページ | 手作りピザ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

一昨年、家で父の死を迎えました。
介護の末、娘に手を握られて、
ドクターが来るのを待って、最期を看取っていただき
旅立っていきました。

なので着替えや、後始末は
介護の看護師さんと一緒に家族で済ませました。
哀しい作業ではあるけど、
でも、精一杯尽くして最後までできる限りをしてあげたい。
そんな思いで、みんなで身体を拭いてあげました。

それからしばらく経っての上映で、
私は行かなかったのですが、夫が一人観にいってきました。
今は映画館が混んでいて、
なかなか見に行くチャンスがないのですが
DVDになったらレンタルして家で観ようかなと思っています。

絵本、探してみます。

投稿: 陶片木 | 2009.03.01 20:11

>陶片木さん
自宅で亡くなるかたは今や10%を少し越えるくらいだそうですから、家で亡くなられたお父さんはそれだけでも幸せな最後だったのではないでしょうか。
男なら髭を剃り、女性なら口紅を指し、口の中へ綿をつめて柔らかな表情にもしていたようです。「師」とつく職業にはそれなりの技もあるようです。ユーモアあふれるシーンもあって、笑わせて泣かせてくれます。ぜひご覧になってください。

投稿: | 2009.03.01 22:22

ふぐは大好物ですが、白子の美味しさはまだよくわかりません。ケチって一腹を2、3人で分け合うからかしら?(^^;) 映画に出てきたように、焼いたのを丸ごとはふはふしながら食べたくなりました。

私が行ったシネコンはごく普通の客層でした。インターネット予約が多かったから? 前日に予約を入れたのにすでに前方席しか空いていなかったんです。

TBを送らせていただきました。

投稿: Tompei | 2009.03.02 15:17

>Tompeiさん
まだちの白子は焼いて食べたことはあって、これはかなりはふはふ美味しかったですが、ふぐの白子はちょっとお値段張りそうですね。そういうイベントが発生したときはぜひ感想をブログに(^。^)。っておくりびとの話になってませんね。

投稿: | 2009.03.02 21:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふぐの白子@映画「おくりびと」:

» 『おくりびと』 [葉桜日記]
 アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』を遅ればせながら観てきました。 [続きを読む]

受信: 2009.03.02 15:29

» 映画『おくりびと』 ・・今更ですが [あん・ぷろん・ぷちゅ]
今更ですが・・・ 昨夜、WOWOWで映画『おくりびと』観ました。結局映画館で見そ [続きを読む]

受信: 2009.08.05 10:39

« 札幌市時計台に入ってみました。 | トップページ | 手作りピザ »