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菱葩(ひしはなびら)餅

Hanabira_mochi デパ地下でね、えぇ、よくウロウロしているんですがね(^_^;)、変わった形のお菓子が売っているなぁと年明けから気にはなっていたんですよ。

するってえと、おなじみさんのhichaさん所の「今日は初釜」の記事にこいつがね、出ていたわけです。

帯締めを新調して、しゃんと着物をお召しになってお茶会、これが年明け初めてのお茶会なので「初釜」なんて呼び方をする訳ですね。

そりゃちゃんとお茶のお道具の説明なんかもされている記事なのに、そこで出たお菓子にしか興味を示せない情けないおやじな訳で、茶会風に言うならば、この花びら餅、御製は「柳月」北海道帯広市です。となるわけですがなぜ初釜ではこのお菓子なのか・・ついつい調べてします「わくわく日記」のレポートは続く。

京菓子資料館も運営している老舗和菓子店「俵屋吉富」さん(1745創業)のHPの資料によると「お歯固め」という儀式で使った雑煮がその最初で、丸くて白い餅(葩(はなびら)餅)と、小豆で染めた赤い菱(ひし)餅、これに鮎(年魚)の頭と尾をとった押鮎だったようです。
これを菓子にするにあたって、鮎の役割は牛蒡に変わり、白い餅も赤い菱餅も材料は搗餅(つきもち)から求肥(ぎゅうひ)に変更されました。雑煮のつゆのかわりに甘味噌が一番芯に入って牛蒡をはさむように二つ折、という菓子の基本形は明治に今は15代目の川端道喜によって出来あがったそうです。なので正しい名前は「菱葩(ひしはなびら)」この川端道喜さんもかなりわくわくの人なのですが今日は置いておきます。

で裏千家が初窯で使うと書いてあって、じゃぁ表千家は?と確認したらこれが数量限定にして、なかなかの評判でつい買ってしまいそうな「常盤饅頭」という白い皮に緑の餡だそうです。こちらは買えませんでした。

で花びら餅が美味しかったです。特に牛蒡がその風味は残して食感を楽しめる菓子の材料になっていました。そして味噌、味噌餡ですけどね、なんていうんでしょう。まずその柔らかさ加減といいですね、その水あめだかなんだかわからないでしが、料理じゃなくて菓子の味に調整されていました。なんといってもこの菓子の素晴らしさは、透けて見える赤い菱餅の色合いの柔らかさでしょう。そうしてお正月にしか作らないという季節感。いやぁ和菓子って本当にいいもんですねぇ。

過去の和菓子の記事を並べてみました。上生菓子は粋な銘があるのですが紹介はみたまんまです。(1/14追記)
   水無月 夏越の祓の菓子   金魚  朝顔 ほおずき 柿と紅葉 紫式部
 

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菓子・スイーツ・果物」カテゴリの記事

コメント

ひゃあ~~惑さん、早速お試し下さったのですね?
初めていただいたときは、ゴボウがお菓子に?お味噌味?ってびっくりでした。
でも美味しいですよね。。
私自身も、一番のお楽しみはお菓子なんです。(*^_^*)
季節感あるお菓子を毎回いただけるのが本当に幸せです。
ご紹介下さってありがとうございます。ちょっと気恥ずかしいです。
それからお菓子の出自も調べて下さってありがとうございます。

投稿: hicha | 2009.01.14 18:55

>hichaさん
花びら餅はネット上にはあちこちレシピがあって、味噌餡は白餡5に味噌1に水くらいらしいです。牛蒡の蜜煮はいつか挑戦してみたですね。店によっても違いがあるんでしょうね。食べ比べも出来そうです(^_^;)
このお菓子を最初に作ったお店が16代450年以上続いているって言うんだから京都は凄い街ですねぇ。

投稿: | 2009.01.14 21:31

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