娘が嫁いだ日 (娘へ)
忙しい中一生懸命に考えて、打ち合わせて手作りした、まさに若い夫婦の最初の共同作業を披露する結婚式と披露宴が今日無事行われました。披露宴は本人達が親も招待する会費制で行われました。
披露宴会場入り口に飾られていたのを撮影した上の写真はウェルカムボード と言うのだそうです。小学校の先生なので黒板をもじったようです。日直に二人の名前が書いてありました。ぬいぐるみの衣装は自分たちが着る衣装を手作りしたそうです。前撮りした写真の両脇にそれぞれの両親の写真を並べて3組の結婚式の写真が飾られていました。すっとたった立ち姿が新郎とその父親が良く似ているのはDNAのなせる技なのでしょう。今より15kgも軽い25年前の自分は右の写真です。
儀式とはいえ、娘と腕を組んで歩くというのは多少照れくさく、ましてや今まで育てて来た中で一番美しく見える今日の娘です。
「右出して揃え左出して揃えの繰り返しです。花嫁の一歩先の感じでゆっくりですね。」などとさらっと言われても!?!?でしたが、ウェディングドレスを踏むこともなく、組んだ腕をといて一礼して新郎に引き渡して今日一番の大役を終えました。
写真は式を終えて式場出口のらせん階段を降りる新郎新婦。皆がかける薔薇の花びらにくわえて、白い羽根がいっぱい舞い降りてきました。上のぬいぐるみの衣装はこの写真の衣装をイメージしたものだそうです。
披露宴も仲人もなしで本人達の略歴は司会者が簡潔に要点を絞って説明。娘の担任の子供たちのお祝いのメッセージと歌も流れて乾杯ではサンテグジュベリの意味深い言葉が新郎の高校時代の先生から紹介されていました。
「愛する、それは向き合うことではなく同じ方向を見つめることである」
祝電披露、ウエディングケーキ入刀とお約束イベントが続いて、お互いに素晴らしい友人のスピーチが披露されて、余興は以下にyoutubeを貼り付けた2曲のみ。ちゃんと会場内の大きなスクリーンにカラオケ画面も。
新郎の高校野球部の友人一同による余興は同期で最初の結婚の彼へ前日練習したという振り付けも揃えて、サングラスもかけて 結婚闘魂行進曲「マブダチ」(氣志團)。自分は初めて聞きましたがほほえましく会場を沸かせました。
娘の学生時代の友人は男女ペアで遠距離恋愛だった二人に「あなたへ」(絢香×コブクロ)という曲を熱唱。じっくり聞かせてくれました。
余興が終わればお色直しでキャンドルサービス。あとは花束贈呈に両家謝辞。今日は最後まで笑顔でいようという志の最大難関デンジャラスゾーンです(笑)。ここで想定外のサプライズイベントがありました。小さい頃からの写真をなにやら集めていたのは知っていたのですが、最初の略歴紹介か、お色直しの中座しているときに使うのだとうと思いこんでいて、ここまではそういう紹介はなく、結局使わなかったのかなぁと思っていたのですが、新郎新婦編集のDVDを紹介します。と会場に流れたのがその写真にキャプションと音楽をつけたビデオ映像でした。
赤ちゃんの写真、幼稚園の写真、小学校の写真・・。懐かしいねぇと見ていた写真は二人の出会いや楽しいデートの写真につながっていきます。遠距離時代の手紙の束の写真もありました。初めて見る写真の数々に娘なりの青春に初めて触れたような気がしていました。その時は楽しく見ましたが今思えば、あのビデオが滅多にあけない溢れるほどの思いが詰まった二重ロックの部屋の第一鍵をあけてしまったような気がします。
凝ったナレーションもなく、シンプルにそれぞれの自分の母親へ花束を渡し、花束をもらった母親が涙ぐむのを横目に無事終了かなと思っていたら、娘が目の前で手紙を読み始めました。
「お父さんへ お父さん お父さんは昔から私にとても厳しいお父さんでした・・・ そんなお父さんが嫌いでした・・」
と続く手紙は、途中で読むのに声を詰まらせながら続き
「・・・でも・・・。・・今日は 素直な気持ちで憧れだったバージンロードをお父さんと歩けて、本当に嬉しかったです。本当にありがとう。」
とお父さん編を終え お母さん編に続きました。二重ロックの第二の鍵もあけられて、拭っても拭っても嬉しい涙が溢れました。
両家を代表して新郎のお父さんより謝辞があり、最後に新郎が挨拶をしました。若さと誠実さと優しさと、娘への愛情に溢れた立派な挨拶でした。
実は母親に花束を渡したとき、父親には記念品を手渡してくれました。開けてみると見る方向で2枚の写真が見えるパネルで、前撮りした二人の写真と、生まれて半年くらいの親子三人の写真(娘は胡坐をかいた自分の膝の上に置いて支えています)です。そうして「両親へ花束贈呈」に寄せた短歌が写真と一緒に記されていました。それを紹介してこの記事を終わります。
たくさんの 「ごめんなさい。」 と 「ありがとう。」 24年を花に託して
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以上、なんだかばたばたしていた一日、きちんと「おめでとう」も「綺麗だよ」も言えてない父から娘へ「贈る言葉」ならぬ「贈るブログ記事」です。
おめでとう 世界で一番 綺麗だよ 幸多かれと 記事に託して
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コメント
あらためて
おめでとうございます~☆
花嫁の父か……
挙式の時の写真見ると、惑さんてずいぶん背が高いんですね。
格好いい。
それに奥様もすごい美人だし。
写真が小さくてよく顔が見えないけど。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2008.12.29 07:25 午前
>ピーちゃんの身元引受人さん
お祝いコメントどうもありがとうございます。昨日の両家代表謝辞は感極まった新郎のお父さんが涙ながらのご挨拶でした。花婿の父という役割は自分はないですがどんなものなのでしょう。 身長だけは高いんですよ。今も毎年1cmずつ・・あ、それはウェストでした(^_^;)
投稿: 惑 | 2008.12.29 01:26 午後
読んでいるうちに・・・ジーンとしてきて
あらためて、おめでとうございます
すばらしい結婚式、よかったですね~
心を込めて育てられた娘さんということがよくわかりました。
お父様の大役、お疲れ様でした。
投稿: yoshi | 2008.12.29 09:21 午後
おめでとうございます。
画面からストレートに惑さんのお嬢さまへの愛情が伝わってきて、思わずもらい泣きしてました。
同い年の娘をもつ母は、ストレートにこちらから羨ましいオーラを送っておきます(笑)
お二人の前途に幸多かれ!
投稿: 桜桃 | 2008.12.29 10:20 午後
本当におめでとうございます。
大事に大事に育ててきて、そのお相手にふさわしいすばらしい方を選んで
本当に素敵なお嬢さんですね。
私もモニターのこちら側から、感動でいっぱいになりました。
嫁がせたと言うより、新しい家族が増えたと。
素敵な息子さんがご家族の一員になって
ますます楽しいわくわく家族の輪が広がっていくことをお祈り致します。
投稿: 陶片木 | 2008.12.29 11:03 午後
>yoshiさん
ありがとうございます。
>心をこめて育てられた
どうなんでしょう。だらしなかったり、いい加減だったりの部分もいっぱいあってそんなにいい父親ではなかったのだと思います。そういう意味では育ってくれてありがとう だったりもします。
>桜桃さん
ありがとうございます。
親と同居から就職で家を出て一人暮らしが始まって、二人暮らしして、そうして結婚というstepは、良かったかなぁと思っています。桜桃さんのところも、まずは親離れの一人暮らしあたりからどうですか(^_^;)。
>陶片木さん
ありがとうございます。
>嫁がせたと言うより、新しい家族が増えたと。
そうなんですよね。親の責任は果たしたような気になりがちですが、家族が一人増えて、親戚も増えた嬉しい出来事でもあるんですよね。「実家のご両親はお元気ですか?」と娘が尋ねられた時に「はい、おかげさまで元気にしています」と答えられる親であり続けたいとも思うんですよね。相手方のご両親への年賀状を今日追加で出しました。なかなかです(^。^)。
投稿: 惑 | 2008.12.30 03:09 午前
お嬢様のご結婚おめでとうございます。
若いお二人の末永いお幸福をお祈りいたします。
花嫁の父の心境を想像してウルウルしてしまいました。
投稿: ふにゅ | 2008.12.30 02:51 午後
記事を読みながら思わずウルっときてしまった……
最近、涙腺がかなりゆるんでおりますもので。
で、今朝から先日録画したMステのスペシャル見ていたら、絢香xコブクロが「あなたへ」を歌っていて、またまた惑さんのお嬢さんを思い出してウルっと……
いやー、いいなぁ、結婚式!!!
もう一回挙げるかな!!! (x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
投稿: ai | 2008.12.30 03:21 午後
おめでとうございますっ!すばらしい1年の締めくくりですね。
若い方の素晴らしい演出に心が温まりました…。
ご両親への感謝をこんな風に表してもらったら、もう胸が一杯になってしまいます。
投稿: バルおばさん | 2008.12.30 10:10 午後
お嬢さん、ご結婚おめでとうございます!
> バージンロードをお父さんと歩けて
ヨカッタですね!
私はこれだけは望んでももう叶わないので、お嬢さんがうらやましいです。
> 今より15kgも軽い25年前の自分
惑さん、スリムだったんですね!(笑)
投稿: アリス | 2008.12.30 11:44 午後
>ふにゅさん
ありがとうございます。我家は娘二人なので、花嫁の父はもう一度、可能性はあるのですが・・、慣れるものではないような気がします。少し間も開きそうです。
>aiさん
写真とビデオで振り返るのはこれからですが、届いても見た見たくないような、やっぱり見たいような複雑な心境です(^_^;)
やっと歩き出した娘さんの結婚式なんかまだまだ先と思っているのだと思いますが、あっと言う間なんですよぉ。ありがとうございました。
>バルさん
ありがとうございます。
音楽や映像にも一生懸命に手をかけたようです。見送りで並んでいて見てはいないのですが、会場内に最後はスタッフロールのように今日の参加者の名前と写真を出したようです。
式から披露宴へつながった3時間を越えるドラマの終わりということでの娘なりの演出だったようです。
>アリスさん
ありがとうございます。バージンロードのエスコート役、今回は渡した相手は若い好青年で気持ちよく渡せましたが、自分より年上だったり、鼻や唇にピアスしている若者だったりすると複雑でしょうねぇ。依頼があれば代役は承りますよ(笑)
あ、そうそうメタボ予備群なんです。もう少し絞らないと・・(^_^;)
投稿: 惑 | 2008.12.31 01:22 午前
いまだ 嫁がない娘3人の父親として 思わず貰い泣きしてしまいました
素敵な結婚式でしたね 新郎新婦も さぞかし 幸せな家庭を
築いて行けることと 思います ありがとうございました
投稿: Macdin | 2009.01.07 05:09 午後
>Macdinさん
3人の娘さんの花嫁の父役はこれからなんですね。
>貰い泣きしてしまいました
ありがとうございます。どうも歳を重ねると涙腺は甘くなるようですよね。またお寄りください。
投稿: 惑 | 2009.01.07 09:42 午後