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前半の山場 両家顔合わせ

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御帯料と書かれた豪華な水引つきの熨斗袋。御帯料は関東の言い方で関西地方では小袖料。関東では着物より帯を大事にする風習があったので、同じ意味合いのお金をそう呼ぶようになったという由来があるようです。

ちなみに昭和20年代あたりは、結納の品として新郎側で自分の家の紋をいれた俗に言う黒留袖(縮緬?)と帯を送っていて、それが現金に代わって行ったそうです。
新しく親族になるお嫁さんに自分の家の紋付の礼服(+角隠しで花嫁衣装だったようです)を渡すというのが始まりだったのだと今日学習しました。転ずれば婚礼での花嫁衣裳一式(祝い事での礼服に転用可能)はこのお金で用意してくださるようお願いします。 というのが「御帯料(小袖料)」の名前の由来。
家に嫁ぐという意味ではわかりやすい例だと農家や商売など自営業どうしの場合だと実家の家の仕事を手伝っていたお嬢さんの労働力を、こんどは嫁ぎ先が使うことになるということから移籍料みたいな意味合もあったでしょう。それはなくても親の介護なんていうことになれば似たような事情は発生することになる可能性がないとは言えません。
ということで我が家に昨日からある「結納」の入った熨斗袋の長々とした説明でした。

「略式ではあるが、お渡ししたい。」という申し出があり、昨夜俗に言う「両家顔合わせ&結納式」なるイベントが無事挙行されたわけです。我が家の娘を暖かく好感を持って迎えようとしてくれている雰囲気は十分に伝わり、和やかな談笑の中に2時間くらいの時間が過ぎました。年内に挙式が本人たちの希望で、特段の事情がない限りは本人たちのやりたいことを親はできる範囲で認めていくしかないですね。本人たちが納得する幸せなイベントに親は協力していくだけということで基本事項を若い二人に委ねると同時に、これからよろしくお願いします。と挨拶し会を終えました。

Img_78062 彼にも内緒のサプライズの振袖(母親が数十年前に着た着物です)姿に彼は痛く感激したようで、花嫁衣裳は着物もいいかもと終始ニコニコしていました。前半の山場がなんとか無事に終わった・・ はその新郎から帰宅後に娘に来ていた携帯メール。すでに結婚数十年で振り返るともっと大きな山場はいろいろあると今は思うけれど、とりあえず無事にスタートを切るための一生懸命さがほほえましく伝わります。

翌日の今日、娘は左手の薬指に彼からもらった指輪をして一緒に東京へあわただしく戻っていった週末でした。

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家族」カテゴリの記事

コメント

お目出度いことがあったのですね。しっかりした若者達の門出を
見守る父親、人生の実り豊かないい時期ですね。

投稿: oss102 | 2008.06.15 19:55

結納おめでとうございます。
両家の顔合わせ、緊張しませんでしたか?

こうしてお2人が結ばれることで、またご縁が広がり親戚が増えていくのですよね。
親としてはこうして新たな家族を作っていけるように育てることが役割なのかなぁ~なんて近頃思います^^;

今日はうちの長女も成人式の前撮りというやつで、
振袖を着たんですが、その姿を見たらいつ嫁にいってもおかしくないなぁ~としみじみ思いました。

子供の成長は早いですね^^


投稿: ぶんぶん | 2008.06.15 20:54

>OSS102さん
大先輩から
>人生の実り豊かないい時期ですね
とコメントいただくと、改めて子供の結婚ということの重みを感じます。子供が新しい家庭を築き一番大切な人、頼りにする人が親ではなくなってそれを親も祝福できるようになることは確かにひとつの実りの時なのかもしれないなぁと思いました。深いコメントありがとうございました。

投稿: | 2008.06.15 22:04

>ぶんぶんさん
初めてのオフ会とおなじくらい緊張しましたねぇ(笑)どんな人だろう。どういう会話になるんだろう。
ただ基本的に同年代で、お互いに子供の幸せを願う親同士、案ずるよりは・・という感じでしたよ。
振袖姿で、髪もお化粧も変わると変身!でちょっと見違えますよね。コメントありがとうでした。

投稿: | 2008.06.15 22:13

御結納、おめでとうございます!
こちらまで嬉しくなりました^^
そして、やっぱりうらやましい(笑)
同い年ですからね、家の娘。

そして、我が家のお気楽は昨日はお友達の披露パーティーの幹事で打ち合わせでした。その子、普通でない?常識では考えられないやり方をしたので、とっても戸惑ってました。やはりおめでたいことは、“普通”にしてこそ、お祝いの気持ちも盛り上がるものだと思いました。やはり長年培ってきた文化だと思います。

末永いお幸せをお祈り申し上げます。

投稿: 桜桃 | 2008.06.16 08:04

ご結納おめでとうございます!
ご両人だけでなく、親御さんも緊張するもんなんですね~ (^^;
惑さんにはまだ、「新婦とバージンロードを歩く」という大事な使命(?)が残っていますので、引き続き頑張って下さい (^-^)

投稿: アリス | 2008.06.16 12:28

桜桃さん、アリスさん。痛みやすい生ものを処理していたのでコメントが後になりました(笑)
>桜桃さん
"普通"は以外に大事ですよね。周りへの話も楽に済みます(笑)海中結婚式とか、富士山の頂上で結婚式とかそういう突飛なこともなさそうですし。時代と共に変わっていく部分もあるのだとは思いますがとりあえず普通に(?)事が運びつつあります。コメントありがとうでした。

>アリスさん
>「新婦とバージンロードを歩く」・・
あぁ、教会での挙式だとその役がありますねぇ。
まぁそれは何とかなるんじゃないですか?歩くだけなんですから。でも時々手と足が一緒になってひきつって歩いている花嫁の父が投稿ビデオなんかで紹介されていますね。あぁはなりたくないですねぇ(笑)

投稿: | 2008.06.16 23:59

しみじみとした親心と暖かなその場の雰囲気が伝わってくる
ステキな文章ですねぇ。
若いお二人に乾杯!
そして、花嫁の父、頑張れ!

投稿: ポッチ~ | 2008.06.17 07:36

おめでとうございます

幸せな若い二人とそのご家族の様子に、こちらまでほのぼのとした気持ちになりました。

心を込めて愛しんで育ててこられた
惑さんのお気持ちがしみじみと感じられます。
自慢のお嬢さんなのも良くわかります。(^^)

娘の結婚は
何かとそりゃあ大変ですけど
とっても楽しかったですよー(^^)
結婚式の主役はなんと言っても花嫁
そして皆の注目は花嫁の父にも・・・(^m^)頑張って!

さわやかなお二人のお幸せを心からお祈りします。


投稿: yoshi | 2008.06.17 11:08

結納おめでとうございます。
ほほほ、、、花嫁の父ですね~
とてもしっかりとした若者たちで、安心ですね。
見守るだけで大丈夫、って、そんな風に育てられて、
大成功! そして乾杯!! おめでとうございます。

投稿: hicha | 2008.06.17 20:48

>ポッチーさん
いえいえそんな褒められるような文章じゃないです。照れます。花嫁の父は何を頑張るんでしょうね。変に頑張らないように頑張ることかななんて思っていますよ(笑)。コメントありがとうでした。

>Yoshiさん
あ~母親はね、衣装選びなんか楽しそうですよねぇ。父親はどんなでした?なんだかウロウロしつつ邪魔にならないようにというぐらいかなと・・。お祝い、若者たちに代わってありがとうです。

>hichaさん
とてもしっかりしているかどうかはわかりませんが、口出しして不満に思われるよりは、任せておけば多少の失敗があっても自分たちの責任ですからね。
何事も経験、それこそ初めての共同作業かななんて思っていますよ。お祝いコメントありがとうでした。

投稿: | 2008.06.17 23:03

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