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生誕100年 東山魁夷展@東京国立近代美術館

Img_4122
夜8時までやっているのでギリギリで見てきました。絶対に見たかった展覧会。生誕100年 東山魁夷展は竹橋の東京国立近代美術館で先週末から開催されています。

東山魁夷の画業を語る上で欠かすことのできない代表作、ほとんどすべてが会場に集結します。また、今まで紹介されることの少なかった作品もあわせて会場に並びます。本制作約100点、スケッチ・習作約50点を数える大展覧会は、これまでの東山の回顧展で最大規模です。
東山自身が画業の転機とみとめる《残照》、東山を一躍人気作家へと押し上げた《道》、東山作品のなかで最も人気の高い《花明り》などの重要な作品が、展示替をおこなうことなく全会期を通して展示されることも、本展の大きな特徴です。
HPより)

確かに額縁に入ったそれらの絵も素晴らしく、今までみたことのある作品の本物を全部見ることができました。「青響」や「白馬のいる風景」も好きなのですが今回一番見たかったのはあの襖絵でした。

Kaii01
(パンフレットからの撮影しかも失敗ですが雰囲気を)
奈良・唐招提寺の御影堂障壁画。なかでも一度見てみたかった《濤声》の一部が本物が展示されています。展示のしかけも凝っていて畳があって鴨居があって、襖がはめられています。襖ですから縦が1.8mで横がず~っとこの幅並んでいます。
これを見ることが出来るだけでも1300円(携帯待受画面で1200円 詳細は最後)は安いです。怒涛の波、風に折れんばかりにゆれている松。葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」は怒涛の波の瞬間を捉えた版画として世界的に有名ですが、この絵の波も素晴らしいです。
普通の人間の目は、北斎の版画のようには波頭を捉えることはできません。写真でいうなら少しスローシャッターで写したかのような瞬間がそこに描かれています。砕け行く波が残像と重なって白いもやっとした波頭がそれでいてとても鋭く描かれています。
岩に砕けて流れていく様子が手に取るようにわかります。そんな激しい海を描きながら全体から受ける印象はとても穏やかです。色のせいもあるかもしれません。でもこの絵を描いた東山さんの鑑真和尚への敬意な想いが、この絵の前に立った人間にも伝わるからなのだと思います。この機会に一人でも多くの人に見て欲しい絵です。
5月18日まで開催されているそうです。

追伸:
今展覧会のHPからは下の絵の壁紙(1280×1024 1024×768)がダウンロードできます。ちょっといいですよ。ダウンロードページはここ
Down_wph_4_2 Down_wph_1
Down_wph_2 Down_wph_3
携帯の待受け画面のダウンロードもあって、こちらはそれを見せると入場料割引にもなるようです。(知らなかった100円損した(笑))

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コメント

生誕100年 東山魁夷展のチケットが当たったばかりなんです。私もぜひ行きたいと思ったいたので、応募したんですが…
惑さんはもう行ってこられたんですね。惑さんの文章を読んでいたら、ますます楽しみになってきました。
壁紙のダウンロードの情報もうれしいです♪

投稿: sally | 2008.04.04 18:53

壁紙早速ダンロードしました。
ありがとう

投稿: ドロシー | 2008.04.04 20:18

>sallyさん
チケット当選ですか。良かったですね。ぜひぜひ味わってきてください。ゆっくり見るには夜がよいのかもしれませんよ。自分のパソコンは早速あの壁紙です。「東山魁夷展」の文字はまぁ仕方ないですね(笑)

>ドロシーさん
自分は今「緑響く」を壁紙にしています。ドロシーさんはどれにしたのでしょう。ブログで記事にすることを条件に事前公開なども行われていたり、いろいろ新しい試みで多くの人に見てもらおうとしているようです。

投稿: | 2008.04.05 11:08

上記 壁紙のお話、私は「残照」をダウンロードし
会社で ずっと使っています。
山並みを眺めて癒されています。

すでに展示は終了し、壁紙ダウンロード先も終了して、すでに現在はダウンロードできません・・・ですが
上司が「青い森の中の馬」の絵を、壁紙にしたいと
探しています・・・↑名前が

もし、ダウンロードして、まだお手元にもっておられたら、
上記メルアドに送ってくださいませんでしょうか??(><)
勝手を承知でおねがいしてみます・・・・

投稿: kiyoshi | 2009.02.03 13:29

>kiyoshiさん
東山さん探してこんなマイナーなブログまでご苦労様です。単身赴任期間の限定利用PCで使っていてコピー漏れたようで残念ながら手元には残っていませんでした。ちなみに青い林のは「白馬の森」、もう一枚は「緑響く」という白い馬シリーズの中でも人気のある2枚です。複製画やそれを含む画集もたくさんあるので購入を含めて探してみてはいかがでしょうか。
とコメント返されたと上司にお伝えください(^_^;)
なお、仮に持っていたとしても、それが自由配布されていたとしても、著作権的には二次使用にあたるのではないかと思われ微妙だったりもします。メルアドは危ないので消去させてもらいました。

投稿: | 2009.02.04 02:10

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