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川瀬巴水はいい!(東京風景版画@江戸東京博物館)

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Zozoji1 買い物がてら、テクテク足を伸ばして東京江戸博物館でやっていた川瀬巴水展を見てきました。どこかのブログに思ったより展示作品が少なかったと書かれていたので期待していなかったのですが、すばらしかったです。58作品、肉筆原画が24作品見ごたえたっぷりでした。

去年、ニューオータニでやった展覧会を見たときの記事は「北斎,広重と並ぶ川瀬巴水」 今日の方が内容的には素晴らしかったです。
今回の展示は江戸東京博物館開催で、所蔵品が中心です。題材は東京のみ。東京風景版画というサブタイトルの展示です。左の作品は大正14年「芝増上寺」、雪は好んで作品にしたようですが、夕暮れと共に雪の情景を描いた作品も素晴らしい作品が多かったです。ただ、明治、昭和の東京は今より雪がよく降っていたのだろうと思います。
今回凄いと思ったのは、水の表現。原画の繊細な表現が版画には活かしきれてないのもあり版画の限界みたいなものも感じました。原画と比較、広重と比較、版が新しいので色もきれいでとても良かったです。

昭和の広重と呼ばれている川瀬巴水ですが、その証拠というか昭和32年74歳まで創作活動をしていたので、こんな作品もならんでいます。
Nihonbashi Kiyosu Kiba
日本橋、清洲橋、木場(今は懐かしい電信柱に注目)

展示は7章に別れています。
第1章 川瀬巴水と東京風景(ここでおおっとはまります)
   東京十二題全12枚と東京十二ヶ月から5枚 他2
第2章 川瀬巴水の版画と原画(ここが今回のメイン、じっくり見てしまいます)
   東京二十景  全20枚 他4枚
   この24枚は原画(肉筆)や試摺などが並べて展示されています。
第3章 川瀬巴水の活躍
   資料展示です(アメリカで取り上げられた記事等)
第4章 広重の江戸、巴水の東京 巴水3 広重4
    広重も巴水も同じ場所を描いている作品を並べています。) 
第5章 清親の東京、巴水の東京 巴水4 清親4
   巴水本人が影響を受けたという小林清親(知らなかった)の作品と並べて展示
第6章 巴水の戦後の東京
   戦後の作品の中で東京が題材の作品 7
第7章 巴水の映画
   1956年に制作された「法隆寺西里」の製作過程の映画(40分)

4月6日までやっています。常設展入場料の600円で見ることができます。巴水を知らなかった人でも、ぜひ機会があったら一度見て欲しい展示会です。最後にもう2枚川瀬巴水らしい作品、東京ニ十景より「馬込の月」と「新大橋」。ともに会場では原画が見れます。
Magome_2Shinohashi

参考 東京十二題東京ニ十景 の 版画一覧のLINKのHPTopは
    hanga gallary Hasui Kawase

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コメント

あら~~ん、この間常設展をみなかったことがすっごく悔やまれます(涙)
川瀬巴水さんを知らなかったんです、私。
上の看板も見落としました。

もう一度行かねば・・・

次々に惑さんから宿題をもらっている気分です^^;

投稿: ぶんぶん | 2008.03.03 14:15

>ぶんぶんさん
>次々に惑さんから宿題をもらっている気分です^^;
そんな滅相もない。でも、九段下の広重より、三越の北斎より個人的にはイチオシです。ちょっと遠出ですが機会があればぜひ。

投稿: | 2008.03.04 01:14

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