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似顔絵師

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写真は上野公園、京成電鉄入り口横の階段に並ぶ似顔絵屋さんたち。相場は2000円くらい。有名なパリ、モンンマルトルでは将来価値が出るとか言って法外なお金を要求される似顔絵詐欺みたいなものもあるらしいが、ここに並ぶ方々はそんなあこぎなことはないようだ。総じて平均年齢も高い。これで暮らしていけるのだろうかと心配になったりもする。
同じ似顔絵でも山藤章二さんあたりになれば似顔絵師と呼んでもおかしくないくらいで、週刊朝日を逆から開かせる師の風刺的似顔絵はすばらしい。もう一人の大好きな似顔絵師(というよりはデザイナーというほうが正しいのだろうけれど)は和田誠さん。

煙草ハイライトのデザイン、奥さんは料理研究家にして唄も歌う(逆か?)レミパンでおなじみの平野レミさん。話の特集とか日曜洋画劇場の最初のアニメとかシンプルな無機質な感じの暖かい似顔絵は、山藤さんとは対極にあるようで、特徴をシンプルにとらえデフォルメする似顔絵の基本は同じなのだと思う。

実は昔昔々、文化祭で似顔絵屋をやったことがある。名刺サイズくらいの紙に描いて1枚20円だったように思う。脇には有名人の似顔絵を並べるのはこの商売の基本。
有名人のほかに学校の先生たちをずらっと並べ、それなりに儲かった記憶がある。女子はより可愛く美人にが基本。男はリアルに描くのがギャラりーにも受ける。
脇に飾っておいた先生の似顔絵まで売れたのはびっくりした記憶がある。買ってくれたのはその先生の娘さん(下級生)で実際には無料で差し上げたのだった。
美術部の展示なんていうのは地味なコーナーで何とか盛り上げたいと企画したイベントだった。儲けようとしたのだから凡そ芸術家ではなかったのだろう。
妹の「りぼん」を借りて、少女漫画を彩色模写したりもした。一条ゆかり、陸奥A子なんていう名前を今も覚えている。それも展示即売した記憶がある。今思えば凡そ高校の美術部の展示にしては飛んでる構成だと思う。
考えてみるとそれは、今はNYで暮らしている先輩の影響だったように思う。手作りの版画カレンダーを作って売って儲けて部費の補助にしたT先輩。自分は当時日本で最後残っていた自分が毎日通学に使っていたSLを題材にした記憶がある。遠い遠い昔の話ではある。二ヶ月くらい放課後はカレンダー作りの毎日を過ごした秋はもう35年も前の話になる。

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