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日本宗教は「おかげさま」

摂理という日本での活動でも10年以上続いている宗教集団の話題が突然の大騒ぎになっています。今回は裁判に訴えた事がきっかけでマスコミが飛びついたという風に感じます。オウム真理教や宗教団体千乃正法会(パナウェーブ研究所)・・怪しい宗教団体が毎年のようにマスコミをにぎわせています。
信教の自由は憲法でも保障されている基本的人権のひとつです。裏返せば宗教によって迫害を受けたり、戦争が起こしてきたりした歴史に学んだ自由でもあるわけです。

歴史上に名を残す宗教の聖人や偉大な僧侶たちであっても、その教えを信じた人と、信じなかった人はいるわけで信じなかった人から見れば怪しい教祖以外の何者でもなかったかもしれません。

ただ言えるのは、真の宗教家には私利私欲というものはないように思います。質素な暮らし。道を究めるための努力、教えを伝えるための労苦はいとわない姿勢。キリスト、釈迦、鑑真、フランシスコ・ザビエルに代表される宣教師、etc・・。凄いなぁと感心するばかりです。それに引き換え・・。

下手すると親さえ信じられないような殺伐とした事件が毎日のように起きている現代、心の迷いや悩みを自分ひとりでは抱えきれなくなったときに差し伸べられた手にすがった人を弱いと非難することはできないように思います。

むしろそういう時のために宗教はあるとも言える訳で、既存宗教の宗教家達はもっと頑張らないといけないのかもしれません。無料のカウンセラーであり、苦労をいとわず自分の人生を頑張れるようにマインドコントロールを施す場合もあったのかもしれません。

日本は八百万(よろず)の神様がいる国で、「神様、仏様」と神仏混合で助けを求める都合のいい人が多数を占める国民です。結婚の誓いは教会でして、生まれた子供は神社でお祓いしてもらい、死んだらお寺でお葬式をさせてもらう。山の神様、海の神様、田んぼの神様、にはお祭りで感謝いっぱい。

「おかげさまで」本人の努力100%の結果でも、よくこのフレーズは使われてきました。日本人の宗教観というかひとつの感性が示されているように思います。自然や周りの人の協力や運みたいなものも含めて感謝する「おかげさま」ちょっと仏教寄りらしい由来はあるようですが、いいことがあればたくさんの「神様」の「おかげさま」、悪いことがあれば自分のした悪いことの「ばち」が当たったとする感覚が日本宗教のように思います。

そんな日本宗教が衰退しているのが今の世の中なのかもしれません。良い結果は自分のせい、悪い結果は他人のせいと言って憚らない人が多くなってきているように思います。

※摂理 に 関連付けたLINKは 「S-taision~途中下車のススメ~ 」という
       会を脱退した人によるHPです。実録手記も掲載されています。

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