川崎大師 風鈴市
音もさまざま、南部風鈴は舌が鉄に触れてリリーンと長くあるいは高く鳴ります。 これに対して、江戸風鈴は長いガラスの舌が、外周のぎざぎざになったガラス(鳴り口)をこすって、チリチリチリンとかすかに可愛く鳴ります。それぞれに風情があります。明珍火箸の音はまた別格でした。(ここで聞けます(2行目のこちらからをクリック))風情といえば つりしのぶ(LINK先に詳細あり)にぶらさげた風鈴などというと江戸文化の粋を感じます。
エアコンなどない時代、アスファルトもない時代、よしず、打ち水、風鈴、井戸水で冷えた西瓜。「風の鈴」と書いて風鈴、 日本人の感性 ならではの品物のようにも思います。北の国の軒先に吊るされた風鈴の音は網戸越しに涼を伝えていました。 今、エアコン必須の東京で風鈴はいつ、どこで鳴るのでしょう。そんなことも思った風鈴市でした。
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