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夜桜(再掲)

昨夜別の場所にupした記事ですが、本家に再掲します。
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赤い鼻緒がぷつりと切れた
すげてくれる手ありゃしない
置いてけ堀をけとばして
駆けだす指に血がにじむ

さくら さくら
いつまで待っても来ぬひとと
死んだひととは おなじこと
さくら さくら はな吹雪
燃えて燃やした肌より白い花
浴びてわたしは 夜桜お七
さくら さくら 弥生の空に
さくら さくら はな吹雪

これは坂本冬美さんの「夜桜お七」、この歌詞は歌人林あまりさんの手になるもので元のお話は「八百屋お七」火事が起こればまたあの素敵な男性に会えるに違いないと火事を起こした八百屋の娘、お七の実話。この相手が吉三。歌舞伎をはじめいろんな脚色がされている物語です。実際には火事を起こしたのは三月ではないようですが歌人林あまりさんは燃え盛る炎、舞う火の粉の妖艶さ、熱い恋の想いを桜吹雪しかも篝火に照らされた夜桜にたとえたのでしょう。 まさにそんな夜桜でした。

千鳥が淵には戦没者墓苑があります。正確には無名戦没者の墓です。数万の遺骨が埋葬されているそうです。今夜仕事帰りに見てきました。凄い人でした。千鳥が淵の桜は他の場所の桜よりも妖艶な気がして、夜桜お七の歌詞を書きましたが、昼は桜を楽しめる平和の素晴らしさで輝き、夜はその平和に興じることができなかった無念の想いを晴らすようにライトアップされた桜はライトの光以上に輝きゆらめいていました。人が踏み入れない向こう岸の土手は桜で埋め尽くされていて、千鳥が淵の両岸は満開の桜でした。自ら光り輝いてさえいるように浮かび上がる桜。桜。桜。この週末、「千鳥が淵の桜が見ごろとなりました。

 言葉には力があるはずなのですが、自分の言葉はまだまだ力不足。並べた小さな写真をクリックしてみてください。千鳥が淵の夜桜です。三脚なし、ストロボなし、手ぶれ機能なしで ピンボケ写真ですがそれなりに雰囲気は伝わるかと・・
Yozakura1Yozakura2Yozakura3Yozakura4

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