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七味五悦三会

七味五悦三会「しちみごえつさんえ」と読みます。
今年なくなられた江戸風俗の研究家杉浦日向子さんから教わったと鴻上尚史さんが今週の週刊SPAの連載「ドン・キホーテのピアス」で書いていました。

七味とは7つの美味しかったもの、
五悦は5つの楽しかったこと、
三会は3人の素敵な人との出会い。
大晦日、江戸っ子たちは家族で除夜の鐘を聞きながら七味五悦三会を話し合い、鐘が鳴り終わるまでにすべてを数え上げられたら「今年はいい年だった」と喜び合い、「来年も(数え上げられなかった人は来年こそは)七味五悦三会を持てますように」と願った。

というものです。TVもラジオもない時代ゆっくりと時が流れていた時代の大晦日。年越し蕎麦を食べた後、何をしていたんだろうと思って調べてみると、大晦日31日の夜からお正月だったようです。実はお頭付きの鯛や雑煮を食べた後に年越し蕎麦を食べていたらしいのです。それなら楽しい夜ですし、蕎麦も食べてお腹も一杯。少しお酒も入っていてハイテンションで七味五悦三会の話も順番に言い合ったりするのかもしれません。
「あ、あれは美味しかったね」「え?いつ?どこで食べたの?」とか「そうかぁ良かったねえ」と家族で一年の楽しい思い出探して年を越す。そのBGMには煩悩を消し去る除夜の鐘。なんだか暖かな過ごし方ですね。
そうそう年越しを寝て過ごしてしまうと白髪が増えたり、シワが増えるとも言い伝えられているそうです。TVを消して、仄かな明かりで、美味しいもの、楽しかったこと、会えた人を思い出し語る年越し を過ごすのは美容にも良いのかもしれません(笑)。
消えていった素敵な風習 七味五悦三会(しちみごえつさんえ)のご紹介でした。


参考HP  「大晦日」 by日本文化いろは事典
      書窓漫録 2004/12/25記事 除夜とサンタクロース by 木田順一郎のIT書斎
      年末年始キーワード事典「年越し」 by 水戸黄門HP(常盤神社)

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