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年の瀬

昨日は御用納め。年の瀬も押し迫りましたね。と書きかけて気になったのが「年の瀬」という言葉。

「さんずい」でもわかるように瀬とは水関連の漢字。川の歩いて渡れるほど浅いところを「瀬」と呼びます。そういう所がある川には××瀬川という名前がついていたりするのかもしれません。渡良瀬川、奥入瀬川、綾瀬川。そうして「淵」と呼ばれる深く淀んだ部分に対して流れも早いのが瀬で「浅瀬」「早瀬」と言う言葉もあります。

川に橋を架けるのは簡単ではありません。深ければ渡し舟、「瀬」を歩いて渡るというのも一般的な方法だった時代がありそうです。しかも流れは急で気をつけないと転んでしまう場合も少なくなからずあったでしょう。川を渡りたいのに瀬がない。瀬を見つけてなんとか川を歩いて渡る。そんな苦労から転じて「立つ瀬がない」「浮かぶ瀬もある」などの慣用句が生まれたのだと思います。「逢瀬」という言葉には二人を隔てる川を瀬を越えて逢うというような少し切ない思いも含まれているのでしょう。そんな使い方から「瀬」は場所や立場、川をうまく渡れる所から転じて拠り所というような意味合いでも使われるようです。

お正月は一つ歳をとるイベントで、一年の区切り。借金も返してお餅位は用意して人並みに迎えたいお正月。川を越えるには川の瀬。年を越すために過ごす歳末は「年の瀬」と呼ぶようになった というところのようです。バタバタ慌てて転んだり、流行のインフルエンザにかかったりしないように無事に「年の瀬」をお過ごしください。

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