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マスコミの権利と義務

寝屋川市の小学校でまた悲しい事件が起きた。 。さらに、「徹也」の涼さんの記事にもあるように大阪府は733のすべての小学校に警備員を配置することに決めたそうだ。塀で囲まれて入り口が一箇所という構造なら良いが360度開放されているような学校も少なくないのではないだろうか。それは別として自分なりに思うところはその記事にコメントを書かせてもらった。
同じようにコメントを寄せられていた「River Side City」のグンさんがご自分のblogで「町の風景」という記事を書かれていた。前後、関連記事が並んでいるのですが、事件が起こるたびその現場は報道合戦の戦場となるようだ。 

テレビがNHK、NTV、フジTV、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、のキー局が六個、そのニュースとワイドショー、ニュース系バラエティ で別々のレポータがいたりする。新聞だって 朝日、読売、毎日、産経、日経、地元紙、で6誌。
新聞は記者とカメラマンの二人で何とかなるかもしれないが、テレビはカメラ、音声、ディレクターと人数が多そうである。さらに生中継なら、中継車。おまけに上空からのヘリの映像。学校ならば校門のところでのリポートにしたいと思うのは素人でもわかる。その場所争いや、必ず入る関係者からのコメントをどのようにして取材しているものか、警察や当事者、さらに業者間で怒号が飛び交うような光景を幾度となく目にしてきた。

今回も同じような光景が繰り返されたようだ。ニュースを国民に伝える義務があり、報道の自由があるからと、何でも許されるような一般市民はそれに協力するのが当たり前であるかのような、そんな驕りはないだろうか。より良い映像、ぴたっとはまるコメント、写真、卒業アルバム、卒業文集、事件がおきて数時間で次々とそんな映像が出てくる。一般の感覚でそういう物をすぐに渡すとは思えない。かなり執拗なお願いをして借り受けるのだろうと思う。「ゲームクリエータになりたがっていた」鬼の首でもとったような報道ぶりだった。テレビゲーム=オタク=異常な性格 位の短絡的差別的連想 のもとの報道だったと思う。

事件が若い世代にどんな風に受け止められていくのか、マスコミの報道の仕方もその一翼を担っていると思う。また結果としてのマスメディアを通じての報道とは別に、その現場において、どんな状況でもしてはいけないこと、守るべきこと、それを小学生や中学生に伝えていくべき大人の立場は報道のスタッフにだって課せられているものであり、義務であると思う。信頼できる大人にすがりつきたい不安な気持ちの彼らの目の前でどんな醜態をさらしてきたのか。無理やりのインタビューをしたマスコミも少なくないだろう。そんなインタビューを聞きたいとは思わない。

報道戦争という戦争だから、時には一般市民を巻き込み、非常時だから法律は守らなくても良い。腕章ひとつでそんな権利は彼らに与えられていないと思うのである。昔は報道はここまでガサガサしていなかったように思う。普通のニュースもいつのまにかワイドショー化してしまっているような気がする。自浄能力はあるだろうか?

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コメント

惑さん、トラックバックを有り難うございました。

事件の度に、マスコミのハッスルぶりに不快感を抱いています。

∥自浄能力はあるだろうか?

規制ではなく、自ら節度を持っていただきたいものです。

投稿: | 2005.02.20 19:19

>涼さん
今日テレビで筑紫哲也さんが最近のフジテレビ、ニッポン放送の騒動で「放送、新聞は公共だから・・」という論理は驕りではないかと話していました。自分たちは特殊で特別なんだというのは驕りではないかと。
コメントありがとうでした。

投稿: | 2005.02.25 00:45

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