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ノーベル平和賞でネットうろうろ

アフリカで日本人は何をしているのか考えさせられました。

ケニアの活動家ワンガリ・マータイさん(64)がノーベル平和賞を受賞しました。
ノーベル賞というのは
 物理学賞: 物理学の分野で最も重要な発見ないし発明をした人
 化学賞:   化学の分野でもっとも重要な発見ないし発明をした人
 生理学・医学賞 生理学ないし医学の分野で最も重要な発見をした人
という理系の賞が三つと
 文学賞: 文学の分野で理想主義的な最もすぐれた作品を生み出した人
 平和賞: 国家間の友好と軍隊の廃止ないし削減と平和会議の開催ないし推進の為にもっとも尽くした人
という文系の賞が二つからなります。
 参考:ノーベル賞って何?  

ノーベル賞委員会は「平和(の実現)は環境を守れるかどうかにかかっている」として、今年から平和賞の対象を環境分野にも拡大したそうです。ワンガリ・マータイさんはその初適用者であるとのことです。受賞理由を「持続可能な発展と民主主義、平和への貢献」としているそうです。

受賞の詳細、および経緯は西日本新聞の記事が詳しく、幅広い長期的な活動が対象になったことを伝えています。

さらっと読み過ごすと地道に植林活動を続けてきたアフリカのおばさんが受賞したのかと思ってしまったのだが、世界のノーベル賞、それなりに凄い人であることを、reikoyamamotoさんのY'not Report Revival「ノーベル平和賞」という記事で認識させられた。母国ケニアからの援助を一切受けられず敵視されながらも30年間、オーストラリア・オランダ・米国の支援を受けて活動していたらしい。

この記事を見つける前に、このマータイさんの活動と相反する支援を日本は行っているのはどうなんだろうという記事。takashiさんの「海に降る雪」「マータイ氏のノーベル平和賞受賞決定」を見つけた。ODAの支援で作るダムが実は環境面で大きな問題があるという側のマータイさんは先頭に立っていて、政府側は日本からのODA(スズキムネオ氏関与)を後ろ盾に実施してしまった。という話。

ソンドゥ・ミリア ダム
このODAのダムって何と探した。ケニア西部キスム地方のビクトリア湖に注ぐソンドゥ・ミリウ川に建設されている水力発電用ダム。ケニア電力公社が日本工営にコンサルタントを委託して事業計画が進められています。
国際協力銀行による円借款供与が行われており、鴻池組、ベデッカ、マーレー& ロバーツの合弁会社KVMが工事を受注しています。総工費は約200億円。

我々が働いたお金から税金を納め、世界の平和と発展のために有効に使って欲しいというのが一般国民の素朴な願いだが、技術ノウハウがあるのかもしれないが日本企業の名前を見ると怪しい匂いを感じてしまう。長野のダムの話のアフリカ版ということなのだろう。アフリカだけではないようだが。

最後の話が一番哀しい話。アフリカでの日本のダム開発の記事を探していて見つけてしまった。
「UPEPO~アフリカの風通信」というメルマガの 第24号
キベラリポート vol.024 (ナイロビからの現地報告) の 後半に 書かれていた話

プロジェクトに反対し逮捕された、現地NGOの「アフリカ・ウォーター・ネットワーク」のA・オデラ氏と連絡がとれた。彼は、未だ解決されていない問題として、環境や汚職をはじめ、さまざまな点を指摘した。  「一部、日本人の血を引く子どもが増えている。」そしてそれが、現地の住民が事業再開を支持する理由の一つにもなっているというのだ。彼いわく「日本人に限ったことではないが、第一期工事中にむすばれたものの、工事が終了し去っていった恋人の帰りを現地の女性は待ちわびている」。その女性達のなかには、まだ学校に通う少女達も含まれているのだという。

アフリカの植木おばさんがノーベル平和賞をとったんだという記事は、アフリカにダム工事に行って不誠実な行いをしている日本人の話につながってしまった。戦争がないだけでは平和とはいえないと想う。豊かな環境があって安らかな穏やかな生活がある世界になってこそ平和な世界といえるというノーベル委員会の決定は大いに賛成したいと言う記事を書こうと思っていたのだが、ネットサーフィンそのままに紹介した。

文中LINK top
E-sience 株式会社E-sienceのホームページ(HP自体が会社の主たる事業らしい)
西日本新聞
Y'not Report Revival 「Webライターのreikoyamamotoが見た世の中やメディアのこと、日々出会う人のこと、趣味の手作り石けんやヨガについて書きます」 というブログ
海に降る雪 は 実は16歳の高校生のblogである。プロフィールを見るまで気がつかなかった。豊かな感性と、今のどこにでもいる16歳のくらし断面と、自分にとっては娘と同世代。「SWING-GIRLS」の世代。どこかあの映画のa boy中村君にも似ているかも知れない。トランペッターでもあるし。
開発金融と環境プログラム 地球環境と人々の暮らしを守る国際NGO FoE japan の 一部 
国際開発ジャーナル 雑誌社のHP
UPEPO アフリカの風 ネットワーク

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コメント

惑さん
Y'not Reportのreikoです。こんばんわ。
コメント&TBありがとうございました。
とっても親切でわかりやすい解説と誠意ある出典の明示に感銘を受けました。私の方こそ、勉強させていただきました。また遊びにきまーす!

投稿: reikoyamamoto | 2004.10.10 21:31

この記事、実は非常に衝撃を受けて読みました。
ちょっと今、とてもゆっくり意見を述べる暇も資格もない自分ですが、もっと語られてほしい問題だと思います。

それにしても日本って、日本の男って・・・

投稿: まりあ | 2004.10.13 10:13

reikoさん インターネット上での偶然の出会いも一期一会、事前了解もとらずに途中の頁にLINKしてしまうことがほとんどですので、せめてものお礼にとtopを紹介させてもらうように心がけています。人の褌で相撲とっているようなものですから(笑) また どうぞ。

投稿: | 2004.10.13 23:09

まりあさん わくわく日記は楽しい心和む話題ばかりにしたいなぁと思っています。ただ、伝えなくてはいけない真実というのはあると思っています。まりあさんは仕事柄「旅の恥はかき捨て」などという諺を都合よく解釈した嫌な日本人を大勢見てきているのではないかと思います。異国で本当に頑張っている日本人もたくさんいると思います。心和むか泣きたくなるかもう少しうろうろして続編をUPしたいと思っています。コメントありがとうございました。

投稿: | 2004.10.13 23:34

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2月16日のクローズアップ現代で、来日されたノーベル平和賞のワンガリ・マータイさんがインタビューを受けていました。 印象的だったことをいくつかメモしたので... [続きを読む]

受信: 2005.02.19 15:58

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