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お茶くみ

 poohpapaさんの「悪徳不動産屋の独り言」お茶くみの話を書かれていました。自分の娘は素直な気持でお茶をいれてあげられる優しい女性になってほしいという娘さんへの思い入れを、おなじみの一級品の書きっぷりで一般論にまで昇華させた一気によませるお話です。さぁこの話題ならコメントいれやすいでしょと計算された突っ込みどころ満載の文章に思わずコメントを入れてしまいました。さすがです。

さて、子煩悩ぶりをふりまきつつの本筋ですが、気配りということの具体例としてお茶汲みという行為は適切ではない時代になってきているような気がします。海外旅行へ行く人や引越しでいなくなる人が隣近所であれば餞別を渡すのが礼儀、常識なんて言うのは過去の風習になりつつあるのと同じように。
 そもそも職場にお茶用のmy湯のみを用意してあるという職場もかなり少なくなっているでしょうし、マイカップも使い捨てにとって代わられている職場が多いように思います。お茶くみって何のことですかという時代はそう遠くないような気がします。
 美味しいお茶を率先して入れられるようにならなきゃだめだと気配りのできる女性になって欲しい想いを綴っていらっしゃるのですが、二人の先輩女性がいる職場で働き出して、みんなにお茶を入れ始めたら先輩女性に「そんなこと皆にしなくていいのよ!課長だけで。」。先輩男性は「XXちゃんありがとう、やっぱり入れてもらったお茶はおいしいねぇ。特に若い子だと」なんていう状況になったとしたら、それでも信念を持ってみんなにお茶を入れ続けるべきなのでしょうか?
 これはかなり強い意志がないと、きつそうな気がします。「XXちゃん、ごめんな。嬉しいけどもうお茶はいいよ」とチラチラ先輩女性見ながらの先輩男性に言われてしまいそうです。poohpapaさんのお嬢さんの職場がそういう職場だったらどうしろと言うんでしょう?私は「基本は自分で考えろ。父さんの話はそういう考え方もあるというスタンスで聞きなさい。それで失敗したら自分の責任、うまくいったらお父さんのおかげ。ずるいと思うかもしれないけれど、人にアドバイスもとめるときはそう考えて動けば後でお互いいやな思いはしなくて済むから」と・・
 ただ、こんな時代でも、毎日30分も早く来て自分の部署の10人くらいの机を皆が出社しないうちに毎日拭いてくれている女性もいます。気が付いていない男性社員もいます。「残業代も出ないのに偉いね。」と聞くと「私は皆さんのようにお客さんからお金もらえるような仕事はできないからせめてその人たちに気持ちよく働いてもらえればと、自分ができることをしているだけです。」と答えてくれました。
 自分の娘がこういう娘に育つのが良いのか、同期の男性社員を叱咤激励しながら引っ張っていく「女にしておくのはもったいないような女性(慣用句として使います。他意はありません)」に育つのが良いのか、それはそれぞれの個性であり、自分は多くを望みません。大したDNAも与えていませんしね。
 ただ、自分で決めたら後でタラレバで後悔はしないこと。結婚する相手は「この人とだったら一緒に苦労しても良い」と思える人と結婚して欲しいこと。親と同じ過ちは繰り返してほしくないなぁ(笑)と願う程度です。「気合だぁ~」と恥も外聞もなく自分の娘への愛情表現100%のアニマル浜口さんがチョッピリ羨ましい平凡な父親の独り言でした。

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コメント

 こんにちは。

 惑さんのお嬢さんへの思い、poohpapaさんのお嬢さんへの思いを読んで、「ああ、いいなぁ」と思いました。うちの父も娘の私に対して、そんなふうにいろいろ望んでいたのかな? そういうことを語り合う前にさっさと逝ってしまったので、父親の大きさや深さ、そして鬱陶しさも知らず仕舞いです。

 お茶くみ――この言葉は「誰かのためにお茶を入れること」を見下しているようで嫌いです。今に死語になるに違いない。でも、誰かのためにお茶を入れることを厭わない女性が、私はやっぱり好きです。

 もし娘がいたら、こう言いたい。「職場のシステムに従って、まわりの人の動きをよく見て、仕事をしなさい。実務はもちろん大切だけど、1杯のお茶が人の心を動かすこともあることは忘れないように」って。

投稿: Tompei | 2004.10.08 13:54

Tompeiさん、亡くなられたお父さんこそきっと一杯の愛情だったと思います。昨今のニュースを見聞きしているとどうなっているのか信じられませんが、子を愛さない親はいないと信じます。tompeiさんにとって、いつまでも優しい元気な若いお父さんのままというのはある意味とても素敵です。自分は娘に、最後はボケて迷惑かけて嫌なもうろく爺いという印象を残して逝くことになるかもしれないんですから(笑)

投稿: | 2004.10.08 21:46

惑さん、こんばんは。

タイミング良くお茶を煎れる他にも、仕事を分担して負担を軽くしてあげる補助の仕方もあると私は思うのです。それぞれがそれぞれのやり方でお互いを思いやることが優しさかなと。

ところで、男親って娘の相手には「自分に似た人」を望んでいるような気がしますが、いかがでしょう? 少なくとも、私の父は、自分と180度違うタイプを連れてきた私にショックを受けたようですよ(笑) 

投稿: Kako | 2004.10.08 22:25

 惑さん、あたたかいお言葉、ありがとうございます。

 そうなんです。老いていく父親を見て悲しむ友人にそんなことを言ったことがあります。長いこと親と一緒に生きられた幸せと引きかえに、老いる親を見届ける悲しさを引き受けなければいけないのよ、と。

 父が亡くなったのは今の私+1歳の時でした。でも、もっと老けていた気がする(^^;)。こんなに若かったとは?! 

 話が脱線してごめんなさい。これにて打ち止め(^^)。

投稿: Tompei | 2004.10.08 22:59

kakoさん こんばんは 相手を思いやること、相手の、人の憂いをわかってあげられること、優しいという字にはそんな意味がこめられているのかも知れませんね。

自分に似た人を望む・・はどうでしょう。ただ全く正反対だと一番身近にいて幼い時から見てきた男性でもある父は、貴女の一番嫌いなタイプになってしまっていたのかと少し哀しくなるかもしれません。まぁどうであれ、父親には娘を奪う憎い相手で、母親には一人増える可愛い息子というのが一般論のようです。男女変わると全く逆とも言われますが。

投稿: | 2004.10.08 23:39

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