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「電車男」という物語

 ここ数日で一気に「電車男」の話題があちこちのブログで盛り上がっている。

電車の中で酔っぱらいから女性を助けた秋葉原系男性が、2ちゃんねるの独身板で皆に相談をしながら、そのコに恋をして告白するまでの経過 というのがその内容のあらすじである。(大塚幸代さんの日々の凧あげ通信 5/24より)


自分は「たなぼた」さんの「電車男読んだけれど」で知り一気に読んでしまった。何かと話題になる2チャンネルという大きな掲示板のある一部のログがベースである。そこに集う人々独自の言い回しや、匿名性ゆえの独自のスタンスの書き込み、あの佐世保の小学校6年生のHPが紹介されてそこでの言葉使いが注目されていたが、直接、間接的にこの2チャンネルの影響が全くないとは言い難い。そういう表現が日常的に行われている掲示板である。
 掲示板なのだが、実質チャットのようにリアルタイムで書き込みが行われていく。不特定多数の人間が勝手にしゃべりまくる。発言番号だけを気にしている者。とにかく文字絵を書き込みたいだけの者。好奇心を煽って被害甚大なHPへLINKさせようとする者。探偵紛いの情報屋。相手を苛立たせることが嬉しいのだろうとしか思えないいやな書き込みをするもの。あらゆることについて玄人はだし(玄人そのものの場合も少なくない)の知識が並べられたり、混沌とした悪意、好意、侮蔑、嘲笑、あらゆるスタンスでの書き込みも含めて、ゆっくりと本筋の話しが進んでいく。それも行きつ戻りつではあったりするが。
 2チャンネルという掲示板というのはそういうものなのだという基本的な理解を一応した上で見ても、感性が拒否する部分もある文章ではある。ただ全てを読み終えたときの後味は悪くない。

 「電車男」 をすぐ読むか、いろんな評価を読んでみてからにするかは、読まないも含めてご自由に・・。
 ただ、はまる可能性もあるので 時間に余裕がないときはご注意ください。

物語の詳細や具体的な表現については何も触れませんでしたが、事前に部分抜粋や評価を読みたいという方に いくつかのブログをご紹介しておきます。
 日常・非日常Blog 「コラボレーション型恋愛感動巨編「電車男」」
 CNET japan「「電車男」に見る2ch文学の可能性」 
 にこのつぶやき 「電車男の話」
 くりおねあくえりあむ 「電車男と夫婦の会話」

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» 「サンデー毎日」と「電車男」と「週刊!木村剛」 [くりおね あくえりあむ]
7月に入って、あのネット伝説「電車男」のことがあちこちの雑誌媒体で取り上げられて [続きを読む]

受信: 2004.07.22 16:42

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