イラクの人質と冬山遭難
三人のうち二人は北海道人だという。今後どういう展開になるのかわからないし無事救出されることを望むのだが、日本で普通の生活をしていた人が北朝鮮に拉致されたというような事件とはどこか違うような気がする。冬山登山とか冒険家が遭難して行方不明になったような感じにも少し似ている。昨日自衛隊が来なくなった建築現場を取材した放送が流れていて危険だからと自衛隊が外出していないのにマスコミはうろうろしていても大丈夫なのかと思っていたら今日の事件である。自分の責任と信念においてイラクに出かけた三人なのだと思う。平和が大事であることを、ゲリラ組織の恐さを身をもって世界に知らしめる結果となってしまった。ゴルゴ13を雇って救出作戦を実行したりするのは漫画の世界。彼等を救出するために日本はどういう代償をはらうことになるのか。昭和を知らない子供たちに日本という国を分別ある大人の行動を示す機会であり、同時に試される機会でもある。
ところで北海道のキャッチフレーズをご存知だろうか?自衛隊も北海道の部隊が中心となってイラクで頑張っている。その北海道のキャッチフレーズは
「試される大地」
である。耐える人、待つ人、戦う人 それぞれに試されている。
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コメント
同感ですね。
とてもセンシティブな問題だから、自分のところでは書けなかったのですが、ここを読んで『そうだ』との思いを強くしました。
人質になった人の家族が『すぐに自衛隊を撤退させて』って言っていたけれど、こちらは国家レベルの判断で派遣されているのだから、ちょっと違うぞという感じがしてなりません。
僕も山をやっていたので、惑さんの比喩は実に良く理解できました。
これだけ危険な所に自分の意志で入ったのだから、自己責任……
というものもありますよね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.04.09 07:09
犯行声明を出しているグループが現地でも知られていないグループというのも気にはなっています。
マスコミが例によってこぞって三人の家族や友人の談話を流しています。その中で高遠さんのご両親のコメントは落ち着いた凛としたお話で、さぞご心配でしょうにと思ってしまう。
投稿: 惑 | 2004.04.10 17:25