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弥生三月春の雪

 今日から三月である。弥生三月春の雪、こんな夜は心も冷える・・と「A Little Happinness」のまりあさんが書かれていた。(実は全文引用である(笑)) 弥生三月とくればこれはやっぱり春うららである。 あ~う~あ~う~春うらら~♪というサビだけ覚えている「春うらら」という歌は。「みぞれ混じりの春の宵」ではじまる歌だったと久し振りに思い出した。弥生三月とくればここはやっぱり「桜三月散歩道」である。「ねぇ君~♪」とはじまる歌は「だって君が花びらになるのは だって狂った恋が咲くのは三月」と一番の歌詞が終わる。春の陽気はちょっと怪しい。
 春の雪は少し哀しい。去年よりずっと綺麗になった君が動き始めた汽車の窓から何かを言おうとしながら去っていく東京での別れに「なごり雪」。やがて都会の色に染まって帰ってこなくなるかもしれない彼を案じる別れは「木綿のハンカチーフ」三月は旅立ちの季節でそうして別れの季節なのかもしれない。住み慣れた街に、親の愛に、学生気分に、夢を一人で追いかけていく恋人に・・。
 こんな夜は心も冷える・・・。「ひとりで寝るときにゃよ~  ひざっ小僧が寒かろう~」が思い浮かんだのだがそれは季節は真冬だろうし、ちょっと失敬な連想だよなと思ったのだが、加藤登紀子さんの「一人寝の子守唄」は実は3月に作られた歌であることがわかった。彼女の大切な人、藤本さんが学生運動で逮捕され留置所に入っていた雪の多い三月あの歌は作られたそうである。彼のことを想い作ったプライベートな歌だったらしい。
 弥生三月春の雪 こんな夜は心も冷える・・  温かい心だから書けるさりげなく素敵な一言だったりするかなと思う。 

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コメント

私の拙いひとり言を、かくもロマンチックにイメージを膨らませていただき、ありがとうございます。
頭をポリポリかきながらうーーん、と唸ってしまいました(笑)。

投稿: まりあ | 2004.03.02 23:42

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» 弥生三月・・・ [蛙の目]
弥生三月と書き出したものの後が出てこない。 「弥生三月春なんとか」とよく耳にするが、なんだったか思い出せない。 「弥生三月」で検索するといろいろな「弥生三月」が出てきた。 ・弥生三月名のみの春 ・弥生三月春遠からじ ・弥生三月春の雪   うーん、きれいだ。... [続きを読む]

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