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はやりやまいはやはりやばい

 芥川賞の二作品が載った文芸春秋が発売になった。「はやりやまいは・・」は「蹴りたい背中」の綿矢りささんの受賞のことばのなかで紹介されていた高校生の時に授業で作った 薬屋のキャッチコピーだそうだ。金原さんとはまた違う才能を垣間見せる。「蛇にピアス」の金原ひとみさんとは同級生であることがわかった。金原さんが1983.8 綿矢さんが1984.2の生まれ。
 「スプリットタンって知っている?」で始まる金原さんの「蛇にピアス」にでてくる彼は18歳赤い髪で舌が割れていて顔にいっぱいピアスしていて彼女が馬鹿にされたと言って相手を殴り殺す男。
 さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸を締め付けるから・・・ で始まる綿矢さんの「蹴りたい背中」に出てくる彼は17歳友達のいない病的にあるモデルのファンであるオタクもしくはひきこもりというくくりに入れられそうなコンサートで暴走する男。
 どちらもよくわからないジャンルの若者である。「ばかだなぁ」「しょうがないなぁ」と言いながら仲間にいれていた単純な危ない奴や大人しくてこれとったとりえのない奴 昔のそんな奴らが今は仲間にはもう入れてもらえないのか。自らその仲間の下を去るのか。いずれにせよ僕などは見たことのない世界の雰囲気とそこに足を踏み込んだ少女の色も形も異なるがそれぞれに若いもろい心の揺れをもそれぞれに十二分に伝えてくれる彼女らの力量は注目に値するのだと思う。ただ、ぜひと薦めたくなる読後感ではないことだけは付け加えておく。

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント


「いつ頃読んだの?」と尋ねると「秋か冬」といい加減な息子
そんな息子から借りた「蹴りたい背中」
「どんな感じ?」と尋ねると
「僕の読みたい本ではなかった」と
綿矢さんを「きれいな人だよね〜」と言っているわりには
同い年 シビアな感想でした。
読み終えた四十代 是非と薦めたくなる読後感ではない 
同感です! (^_^;)

投稿: 伶 | 2004.02.12 00:03

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