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鷹が来た!雀を襲い食べた!

 貼ってあるシジュウカラの写真は我が家の庭にこの冬作った餌台に来たものを撮影したものである。実際の話としてはシジュウカラは滅多に姿を見せず、毎日のように雀が増えていき、それはそれは賑やかな状態で10羽くらいが群れをなしてやってきていた。普通の雀でも毎日来て食べていく姿はそれなりに微笑ましいものであった。
 毎日目をこらして様子を見ているわけではないのだが何やら大きな影が動いたような気がして庭を見ると鷹か鳶かそういう類のとりが物干し竿に泊まっているではないか。
これはこれは珍客である。ひまわりの種なんか食べるのかなと思いながら見ていると足に何か捕まえている・・。雀である!。猛禽類である、ひまわりの種なんか食べる訳がない。どうするかと見ていると庭のリンゴの木に移動して突っつきはじめた。どうやら羽をむしっているらしい。白い雪の上に雀の羽が舞い散らかる。よくわからなかったが、しっかり食べきったようだった。時間にして30分くらい一心腐乱に食べていた。多少の物音がしようがおかまいなし。羽の模様や大きさから「ハイタカ」と判明。冬場は街中にも来て雀などを襲うと書いてある。
 当のハイタカよりも家の中のほうがはるかに騒々しかった。「あ~スズメ~!」「食べている~!」「あ~、あ~!!」「何だかウルルンみたい。やっぱりダメかも」 この娘が言った「ダメかも」について解説をしよう。
 世界ウルルン滞在記という番組では来客をもてなす為に飼っている鶏をつぶしたり、小豚を殺して振舞ってくれたりする場面が時々ある。ウルルンのレポーターには少しだけ憧れているもののそういうシーンに出会った時に自分は冷静に対応できて、その後その肉を食べられるかどうかというシミュレーションになったようだ。目の前で生きているものが殺され食べられていく。しかも丸呑みではなくてついばみ羽を舞い散らして食べていく様に彼女は少なからずショックを受けたようだ。それで、私はきっともてなしてくれる動物を殺すのに立ち会ってその後その肉を食べるということは出来ないかもしれない。という感想が「やっぱりダメかも」なのである。まぁ蜘蛛一匹で大騒ぎしている彼女はハナからダメな部分もあるのだが。
 雀はその事件後も餌台にやってきている。餌も毎日与え続けている。実は見てきたように書いたが娘が見ただけで、私は見ていないのだ。味をしめたハイタカがこの連休にもう一度来てくれないかと思っている自分がいる。自宅で猛禽類が小鳥を襲うシーンが見られるとは思ってもいなかった。見たいといのが本音だ。せっかく用意した餌を目当てに遊びに来てくれている雀ではあるがちょっと心中複雑なものはある。「ハイタカ注意」と看板でも出しておこうかな。注意はしたぞと雀が読めるかどうかは不明だが。
 羽以外は綺麗に食べ尽くしたようだ。生きていくための食料でありまさに命の糧である。そういえば昔、魚を調理した時のアラや内臓を猫やカモメがおすそ分けをもらっていたような場面もあったような気がする、全部ではないかも知れないが。今は都会では全て生ゴミ扱い。大体残して捨てる量だって半端ではない。食物連鎖の頂点にいる人間(特に都会の人間)は自分たちが食べ切れない量の食事を用意し「いやぁ食べ切れなかった」「常につくりたてすぐに提供、絶対安心」と胃袋だけでなく精神的にも満福にするぜいたくのため時間の節約の結果として捨てている。
 他の生命を犠牲にして生きているという現実は切り身ではわからないだろうし、ハンバーグなどではなおさらである。鷄でも豚でも良い。生きているのを目の前で処理してカレーライスを作って食べるというような授業を取り入れても良いのではないだろうか。そういう意味では思いがけず自然の厳しさを子供に見せることができ、良かったと思っている。
 ところで「雀来い来い」と餌を与えながら、「おいしい雀がいるよ~もう一度ハイタカ来い来い」、そう願う私はやはり残酷だろうか?

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コメント

江戸川大学会社会学部人間社会学科助教授平山満紀平山ゼミというところでは鶏で実践しているらしい。
http://www.edogawa-u.ac.jp/~hirayama/2001/hen.html
ちなみにTOPは
http://www.edogawa-u.ac.jp/~hirayama/index.html
雄物川北小学校 5年生の鶏事件は知らなかった。
「雄物川北小学校 5年生 鶏」で検索すると他にもいろいろ出てくる

投稿: | 2004.01.10 00:33

sfhj

投稿: | 2004.03.16 15:59

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