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若者のいい話

ちょっといい話が地方新聞(北海道新聞)に出ていたので紹介する。

高校が冬休みと勘違い 車両減、100人遅刻-JR石北線  2003/12/24 14:30  

【北見】JR石北線で二十四日朝、「高校一校がすでに冬休みに入った」と勘違いしたJR北海道が、普通列車を通常より一両少ない二両編成で運行し、通学の高校生約百人が列車に乗れず約一時間半、足止めされる騒ぎがあった。

 同日午前七時四十分北見駅発、金華駅行き普通列車。この列車はふだん、北見工業高と留辺蘂高(網走管内)の生徒が多く利用しているが、同日は北見駅を出発する時点で約十人が乗れず、次の西北見駅では約百人が乗れなかった。

 西北見駅では乗車済みだった北見工業高の男子生徒たちが、スカートで寒そうな留辺蘂高の女子生徒を乗せるため下車。約一時間半待って次の列車に乗り、目的の東相内駅に向かったが、始業時間に遅れたという。

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本文より長い解説(笑)
北見市は北海道の東部オホーツク海から内陸に入った町で網走にも近い11万程度の人口のある中核都市である。 12月の平均気温は最高が-3度!(最低ではありません。)、最低は -12度、あくまでも平均です! 日によっては-20度近くにも1月、2月には-30度になる日もあります。 
記事に出てくる高校ですが、学業成績が優秀な中学生は北見市内の北斗、柏陽といった進学高校へ通う。他にも市内に10校くらい高校があって、北見市内から留辺蕊高校北見工業高校に通っているのは、一般論としては勉強はかなり苦手な若者たちが多いと思ってよい。

硬派銀次郎という漫画をご存知だろうか?本宮ひろし作の漫画なのだが、北見工業高校の男子生徒の中にその「銀ちゃん」を見た思いがする話である。「俺たちはいいから、先に乗っていけよ」寒さで赤い生足の太もも出した女子高生(気温は氷点下です。)に遅刻覚悟でそう声をかけた「銀ちゃん」みたいな男子高校生がいたのだと思いたい。

 浅草の三社祭で茶髪にピアスでも鉢巻、締め込みで町内会の神輿を祖父や父親と一緒に担いでいた若者たちを思い出した。ちょっといい話で、同時に通学高校生に支えられている地方ローカル鉄道線の厳しい実態も伝える北海道らしい記事である。一日間違えたJR北海道は困ったものではあるのだが。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

北見出身者です。ホントに、駅に電車がきません(苦笑)
とても寒くて、厳しい街でしたが、その分、こっち(現在東京在住)よりは、人が温かかったような気がします。
手が凍傷になりかけた友人を連れてそばの見知らぬ家のドアを叩いたら、急いでお湯をもってきてくれたり、といい思い出が沢山ある街です。

投稿: chifumi | 2003.12.25 12:46

chifumiさんコメントありがとうございます。-30度より寒くなると外を歩くのは寒すぎるからと小中学校の始業時間が遅れるという花火が打ちあがるのは今も続いているのでしょうかね?確かに寒い町でした。

投稿: | 2003.12.25 13:06

花火・・・というか空砲というか、ありましたね。
今は全然わかりません。オイラ、10歳までいましたが
今から二十年近く前の話です

投稿: chifumi | 2004.01.14 09:47

私は去年ル高を卒業したその電車が止まる事件に遭遇したものです。本っっっっ当に寒かったです。今思えばよくも極寒の北海道を生足ですごせたなあと自分にびっくりです。昔は花火が上がってたんですか?
私たちのときはなんにもなく、絶対無理だってくらい吹雪の日も、午前中だけと行かされました。汽車が2時間近くこなく、駅も小さいためあまりの寒さに倒れる人が続出した(T~T)
あの事件のとき、私の顔知れてる工業生は自ら降りてくれて、他の人はわからないけど暖かく見送ってくれました。なつかしの汽車通学‥わかかったなあ

投稿: ひよこ | 2004.07.08 13:46

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